キューバパールグラスの”緑の絨毯”に憧れて奮闘中です。こんにちわ、TAKAです。
前回キューバパールグラスを株分けして植栽しました。今回はミスト式での育成経過の記事です。
ミスト式に必要な育成日数の参考になると思います。
- ミスト式育成のこと。
- ミスト式のメリット、デメリット。
- ミスト式に必要な道具。
- ミスト式の育成日数。
ミスト式育成とは
ミスト式育成とは”水草を湿度を保ち育て、繁茂させてから注水する”育成のことです。
水草を水上葉で育成するので比較的簡単に立ち上げられます。
「植栽後、浮きやすい」キューバパールグラス、ショートヘアーグラス、グロッソスティグマといった前景草の育成に向いています。
水草の植栽量によりますが、育成期間は2週間〜6週間です。
難点はミスト式中は水草育成水槽として使用するので、育成中は観賞魚は飼えません。
・浮きやすい前景草の育成に向いている。
・育成期間は2週間〜6週間かかります。
・難点はミスト式中は観賞魚が飼えない。
ミスト式のメリット・デメリット
メリットは育成中の水換え、CO2不要で節約になります。注水しないので植栽後の水草が浮くストレスからも開放されます。
なので浮きやすい前景草、活着水草も簡単に育成できますし、レイアウトの傾斜も容易に付けられます。
じっくり育成して増やせるので水草購入が少なく済むので、おサイフにもとても優しいです。
デメリットは温度管理が大変で室温に左右されます。真夏、真冬だとエアコンを使うので人間のすごしやすい時期に行うことで温度管理が楽になります。
高温多湿はカビが生えやすくなるので霧吹き時に換気をします。
デメリットよりもメリットの方が断然多いので水草育成にミスト式はおすすめです。
必要な道具
キューバパールグラス
キューバパールグラスはcharmさんで購入しました。組織培養 無農薬 3カップセットです。
サイズは6cm×6cmで1.5cm×1.5cmで分けると16株は分けることができます。
霧吹き
霧が吹ければ何でも良しです。私は100均の霧吹き(400ml)を使っています。
ソイル
今回のレイアウトに、こちらのマーフィード コントロソイル パウダーを使用しました。前回のレイアウトでも使用して粒が崩れにくく5年使用しました。
こちらのソイル、JUN プラチナソイル パウダーも、多くのアクアリストの方が使用されています。
床底栄養素
床底栄養素はテトラ イニシャルスティックを敷いてからその上にソイルを使用しました。
ミスト式の立ち上げ方法の流れ
ミスト式の立ち上げ方は、底砂にソイルを使用して床底栄養素を散布、水上葉を植栽して霧吹きで水やりを行います。水槽をガラス蓋、ラップで蓋をして温室化にして育てます。
① 底砂にソイルを使用。
※サイズはパウダー又はスーパーパウダー
② 床底栄養素を散布する。
③ 水上葉を植栽する。
④ 霧吹きでの水やり。
※ソイルと葉が湿る程度に(約200ml)
⑤ 水槽に蓋をして温室化する。
①ソイルを敷いて下層のソイルに②床底栄養素を散布します。その後レイアウトします。
床底栄養素を散布する。
②水上葉を植栽します。植栽後、ソイルをまぶします。
ソイルをまぶすことで水草同士の段差と隙間がなくなる。
キューバパールグラスをソイルで埋めて④ 霧吹きで水やりをします。
ソイルと葉が湿る程度に(約200ml)霧吹き。
⑤ 水槽に蓋をして温室化して育成します。
隙間があると水蒸気が逃げるのでしっかりと密封する。
下記は「【レイアウト編】」と「【水草植栽編】」の記事です。合わせて読んでみてください👇👇👇
ミスト式での育成経過
水槽スペック
水槽スペックは下記の内容です。
水槽サイズ | アクロ スーパークリア 60×30×36cm |
底床 | マーフィード コントロソイル パウダー |
床底栄養素 | テトラ イニシャルスティック |
フィルター | エーハイム 外部フィルター クラシックフィルター 2213 |
照明器具 | アクロ TRIANGLE LED GROW 600 3000lm |
点灯時間 | 12時間 |
ミスト量 | 1日/1回ソイルと葉が湿る程度に(約200ml)霧吹き。 |
水槽温度 | 20〜22℃(室温に左右されます) |
初日
植栽初日です。キューバパールグラスを並べた後にソイルを少し上からまぶしました。
温度管理はほぼ室温です。ガラス蓋の時は22℃になりますが、ガラス蓋を外すと室温の20℃になります。
夜はエアコンを切るので17℃ぐらいになりました。
私は2月にミスト式をはじめたので、人間のすごしやすい時期に行う事をおすすめします。
1週目(7日)
1週間経過しました。気持ち増えた感じがします。
育毛じゃないけど気持ち増えたかな
2週目(14日)
2週間経つとソイルをまぶした下から芽が出てきました。
芽の間隔が少し埋まってきたようなぁ感じ
3週目(21日)
3週目に入ると育成に勢いが付いてきました。
隙間が埋まってきました!
水槽の横から根が伸びたのを確認できます。前に前に葉が生え始めました。
ミスト式はじっくり育成できるので、ダメだと思っていた株からも新芽が生えてきました。
4週目(28日)
4週目に入るとだいぶ隙間が埋まりましたが、キューバパールグラスの植え込みが少なかった所がまだ生え揃いません。
早く生やすなら、まんべんなく植栽することがポイントですね。
石をキッチンハイターで処理しましたが前回着いていたモスが生えてきました。
植物ってすご~い
5週目(35日)
5週目に入りました。今週注水しようと考えていましたが、植え込みが少なかった所があと少しですが生え揃っていません。
急いで注水してソイルが崩れてもしょうがないので、注水をもう1週我慢します。
注水は我慢です。
もう1週間育成します。
赤丸の所がもう少し生えてくれるのを待ちます。前景に霧吹きの水も溜まりました。
6週目(42日)
前週より青丸部の隙間が埋まってきたのでいよいよ注水です。2月〜3月にミスト式をしたのでカビが生えることなく育成できました。
注水の前に器材をセット
吸水パイプと送水パイプをセットします。
ミスト式育成中、生体(サイアミーズフライングフォックス:1匹)と合わせてフィルターの濾材もバクテリアが付いているので一緒に移してエアーポンプで空気を送って保管していました。
その濾過材を外部フィルターにセットします。
メイスイの浄水器からヤカンで地道に注水しました。ソイルが舞い上がらないように石組みに水を当てて注水します。
注水後の水景
注水後、外部フィルター稼働の水景です。水草の浮き、ソイルの舞い上がりなく注水できました。
私がソファーとダイニングテーブルからの座る位置からの水景です。中々良いですね〜(^o^)。
まとめ
「【ミスト式育成編】初めての石組みレイアウト、キューバパールグラスをミスト式で立ち上げる」を解説しました。
キューバパールグラスの”緑の絨毯”にするべく、ミスト式で進め60cm水槽 キューバパールグラス 6cm×6cm 3パック 育成期間6週間かかりました。
育成期間を短くするには植栽量を増やす事が1番です。増毛と同じですね。
心配されたカビが生えなかったのは2月に行ったからかもしれません。
植栽後の水草が浮かないのでストレスゼロで楽なので、「このままミスト式で水上葉でも良い」と思ってしまいました。
初めてでもできました。
ミスト式はおすすめですね!!
次回は「【注水後の育成編】初めての石組みレイアウト、キューバパールグラスをミスト式で立ち上げる」の解説をします。
下記は「【水槽リセット編】初めての石組みレイアウト、キューバパールグラスをミスト式で立ち上げる」の記事です。合わせて読んでみてください👇👇👇
コメント