23年使用したビルトイン浄水器から水漏れしました。こんにちわ、TAKAです。
水漏れって厄介ですよね。
部品交換で修理ができればいいのですが、製品が廃番になっていて交換部品が無い時は最悪です。
今回は最悪の交換部品無しで、水漏れの修理をしました。
それでは「ビルトイン浄水器、クオータ上部の水漏れ修理の解説」をします。
- 専用水栓の水漏れパターンがわかります。
- 開閉式のバルブの構造がわかります。
- 専用水栓の水漏れ修理がわかります。
ビルトイン浄水器の水漏れ
専用水栓の水漏れ
水漏れ症状は、一晩経つとビルトイン浄水器のハンドル部の下に水が溜まっていました。
水漏れは2パターンあり、「吐水コックの下から水漏れ」してくるケースとグースネックの「吐水口からポタポタと水漏れ」です。
水漏れは2パターン
・吐水コックの下から水漏れ
・吐水口からポタポタと水漏れ


回転式ハンドルは「パッキンを押し込み」で水を止める
通常の回転式ハンドルの蛇口は「スピンドル」と呼ばれるネジ山があるバルブでその下のパッキンを押し込んで水を止める仕組みです。


開閉バルブ式は「水の通り穴を開閉」で水をとめる
浄水器の水を出し止めする90度の開閉バルブ式です。
ビルトイン浄水器専用水栓の場合はクルクル回転はせずに、90度動かして水を出し止めする開閉器型となっています。
スピンドルで穴が明いたセラミックを回すことで水の通り穴が開閉して水を止める仕組みです。




ビルトイン浄水器の水漏れは「開閉式のバルブ」が原因
開閉バルブはスピンドルほど回転させるないので消耗もそれほど少ないと思われますが、バルブの下から漏れる原因は開閉式バルブに取り付けられている「Oリング」の摩耗が原因です。


スピンドルにセットされている2つのOリング。


ビルトイン浄水器の構造
ビルトイン浄水器は、キッチンシンク下に浄水カートリッジを付けて、ビルトイン専用水栓から浄水した水を出します。ろ過流量や、ろ過能力も大きく、カートリッジが長持ちします。(※1年交換)
ビルトイン浄水器は、2タイプあります。
・給水管に直接取り付けるタイプ【アンダーシンク I形】
・給水管から浄水栓に組み込むタイプ【アンダーシンク II形(浄水原水分岐タイプ)】



我家は、アンダーシンク II形(浄水原水分岐タイプ)です。






アンダーシンク II形(浄水原水分岐タイプ)


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開閉式バルブのスピンドルのOリングから水漏れ



水漏れの原因は、開閉式バルブのスピンドルの「Oリング」から水漏れしていました。
Oリングの劣化で水が漏れる
Oリングはゴム製なので、水圧によるゴムの伸縮で水を止めます。Oリングが劣化硬化すると収縮しなくなるので外部に水が漏れ始めます。
クオーター上部の交換がベスト
「Oリング」は微妙に様々な太さや口径で使われて、ぴったりなモノを探すのが結構大変です。
なので「開閉式バルブ」を交換した方が修理が早いです。この部品名を「クオーター上部」と呼びます。




「クオーター上部」が販売されていない
製品番号の確認方法は、製品にシールが貼ってあるのでそこで確認できます。


我家の専用水栓は、ヤンマー製の型式「YKE720SU」です。
クオーター上部をネットで調べると、メーカーのサイトで外形図PDFファイルが確認できました。



ヤンマー製の「YKE720SU」は「廃番」でした。
更に調べてみると
ヤンマーでは浄水器について
「2016年9月30日にて、メンテナンス及び補用部品の販売を終了」
していました。
していました。
クオーター上部の部品は販売されていませんでした。




画像引用:YKE720
YKE720外形図PDFファイル
交換部品は購入しましょう
いざ修理をしようとしても部品がないと新品購入になってしまいます。
費用が高くなりますので、あるときに交換部品は購入しておきましょう。



ビルトイン浄水器の専用水栓は使用して23年達なので無くて当然ですね。
スピンドルのOリングの交換



交換部品がないのでOリングの交換にチャレンジしました。
ハンドルを外しクオーター上部を外す
最初に浄水器の元栓を締める。
ビルトイン専用水栓のハンドルを外し、モンキーレンチでクオーター上部を外します。




クオーター上部のシャフトクリップを外す
シャフトクリップの隙間にマイナスドライバーを入れて外します。


を入れて外す


キャップナットを外す
クオーター上部からキャップナット回しながら外す。




特殊パッキン、開閉セラミック、スピンドルを外す
クオーター上部から特殊パッキンと開閉セラミックを外す。




スピンドル側のキー溝付き開閉セラミックを外して、スピンドルを外す。




Oリングのサイズを測る
Oリングを確認すると黒色のOリングが劣化していました。
シャフトのOリングを外す前にサイズを確認して、購入してからOリングを外します。
理由は、外す時にOリングが切れてサイズがなければ、そこでジ・エンドになってしまうからです。
スピンドルに付いているのは、Oリングではなく外径が角ばっているのでパッキンのようにも見えます。



Oリング?それともパッキンかな?




補修用パッキンを購入、Oリングを外す
使用していたOリングを測ったら外径10mmで幅は2mmでした。
外見の見た目から補修ユニオンパッキンを購入しました。
内径は大差ないと思い購入してきました。Oリングが切れないように外して、サイズを確認したら内径サイズが違ってました。



ちょっとシャフトに入るか心配です。




外したパッキンを良く見るとUパッキンぽいです。OリングとUパッキンの仕組みを図で表しました。
Oリングは、はみ出して隙間を塞ぎ、Uパッキンはしめしろで隙間を塞ぎます。




パッキンを交換してスピンドルをケースに入れる
スピンドルのパッキンを交換します。万が一戻せるように切れないように慎重に外します。
スピンドルをクオーター部ケースに入れる時は、パッキンを水で濡らして入れます。
無理に入れてパッキンの角がめくれないように入れます。奥まで入ったらスピンドルが回るか確認する。



ちょっと回りがキツくなりましたが入りました!




開閉セラミックを戻す
スピンドルのキーに合わせて、キー溝の付いた開閉セラミックを先に入れる。
向きに注意して平面を奥側にして開閉セラミックを入れる。




特殊パッキンを戻す
特殊パッキンを取り付け跡を外側にしてセットする。




キャップナットを入れてシャフトクリップで止める
スピンドルの外側のパッキンを水で濡らしてからキャップナットを回しながら入れる。
パッキンの角がめくれないように奥まで入れて、シャフトクリップで止めて交換完了です。




クオーター上部を取り付け水漏れを確認
クオーター上部を専用水栓に取り付けます。
キャップナットの締め込み過ぎの防止で、締め込んだら少し戻してから優しく締め込みます。
クオーター上部を取り付け、元栓を少しづつ開きながら水漏れを確認します。
水漏れの場合の確認
スピンドル部の水漏れ→スピンドルのパッキン不適合
キャップナット部の水漏れ→キャップナットの締め込み不足、Oリング劣化




ハンドルを戻して作業終了
浄水器の水が止まるハンドル位置に注意してコマを入れます。
最後にハンドルを取り付けて作業完了です。




まとめ
「ビルトイン浄水器、クオータ上部の水漏れ修理」の解説をしました。
回転ハンドル式のスピンドルでOリング押し込み水を止めているのと違い、ビルトイン浄水器の開閉式バルブはクオーター上部の部品交換で修理ができますが交換部品あってのことです。
メーカーの事業撤退で交換部品がなく困りましたが、パッキン交換で無事に水漏れが直りホットしています。
困らないように、交換部品のあるときに予備品としての購入をおすすめします。
下は「【簡単交換】浄化槽ブロワの交換方法」の解説の記事です。合わせて読んでみてください。👇👇👇


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